オカマちゃんの裏設定
望月ヒカリの場合
関西弁は出張の多い両親が関西出身で家ではずっと関西弁だったこともあり何となく親に近いものをひとつくらいは持っておきたかったという子供心の延長でずっと引きずってしまっている(本人にはそのもちろん自覚なし)。そんな風に大人びたふりをしている癖にちょくちょく子供から抜けきらない面がいくkつかあるような人間です。小学校に入るくらいまでは関西でしたがそこからはずっとおじの店がある辺りを拠点に、両親の転勤に従ってついていけるときは一緒に、ついていけないくらいの長期・遠距離であった場合はおじの店に預けられっぱなし。
ハイビスカス華夜の場合
庄司はじめは家が医者の家系であるから医大に通っている…という設定です、特に呼吸器外科に対して何とかとメモを残していたのですが背後の知識の問題からメモする事が途中で終わっておりました笑 実習で忙しい時や勉強に専念したい時はバーに向かう事無く自分を追い込んで、ひと段落ついたら紫の髪を靡かせながら再びバーへとヒールを鳴らし登場する、なんてイメージで…そう!きちんと学生しております!殆ど毎日バーに入り浸っているイメージでありますが勉強は嫌いではありませんので、それ以外の時間はずっと勉強。友達も居ないので只管に勉強。と色々勉強を進めながらもバーとはお付き合いをしていくのだろうと…!兄弟はきっと上に数人居るのかなあ、厳格なしっかりした兄が2人程いるかなとぼんやり考えておりますが、だからこそ可愛らしい子犬系男子が好みなのだと思っております。裏設定と呼べる程ではありませんが、飲みネームの第一案はハイビスカス花代でした。が!明らかに漂うお笑い芸人臭、それも何だかちょっと時代が昔だぞ?との事から没に致しました…その時は涙目になりながら没にしましたが、今考えれば華夜で正解だったと思っております、字面もゴージャスですしね!
ヒコニャンの場合
関東より北の日本海側の生まれ。雪国生まれの色白です。女系家族の長男で、数年前に長女である姉がお婿さんを迎えて結婚しましたので、家を継ぐ必要が無く、暢気に暮らしています。家族構成は祖父母・母・姉1・姉2・暁彦・妹で、三番目の子です。父親は鬼籍に入っております。セカンドイベントにて登場させた朝陽という妹は末っ子に当たります。余談ですが長女は美夜子、次女は星奈という名前でした。剣道の師範代である祖父待望の男児ということもあり、物心つく頃には子供用の竹刀を持たされます。扱かれに扱かれて現在は剣道五段、団体戦では副将を務めており、試合中はすっかり男性です。実力に伴った肉体をしておりますので、脱ぐと完全に男のそれで御座います。飯の種ということもあり、毎朝のジョギングは日課です。実家では女っ気のない好青年を演じておりますので、ゲイは元よりオカマであることも最大の秘密でしょう。ちなみに勤め先というか所属団体というか、働いている会社は大手電子機器メーカーです。一般的な会社員としての業務を午前、午後は剣道の練習に勤しむ、というような勤務形態です。
元々女性に興味が無かったので恐らくゲイなのだろうなという自覚が御座いましたが、中学に上がりたての時分に同じ部活動(剣道部)の先輩に迫られるも土壇場でひっくり返し、ゲイとしてもバリタチとしても開花致します。その後は中学受験の頃に二十代前半の塾講師、高校に入ってからは二十代後半の高校教師と恋仲になったことも。大学へ進学すると同時にオカマデビューを果たし、大凡自分よりも五歳乃至十歳程年上のゲイやバイやオカマに手を出しては浮気をされ……という恋愛遍歴です。恋仲になると全力で愛情を注ぐ傾向があります。記念日やイベント事もしっかりと押さえるタイプです。大学を出てからこっち、ずうっと一人暮らしをしておりますので家事全般は一通りこなせます。が、これまで何かと”してあげる”側の人間でしたので、深雪さんに朝食を作ってもらったときは本当に感動したんだろうと思います。部屋は物が多いと散らかしてしまうので極力物を増やさないよう努力はしているのですが、ファッション雑誌類をよく読むので時々小山になっております……。メイク用品と洋服も沢山持っておりますが、前述しましたように家族にはオカマであることもゲイであることも伏せておりますので確りしまってあります。
白咲アキの場合
家族構成は両親と5つ下の弟一人。両親はオカマの長男の事は諦めて放置してる状態。弟は兄を反面教師にして育ち現在彼女とラブラブ同棲中。顔は矢ケ崎を男っぽくして短髪にした感じ。基本兄弟なのでよく似てる。家族仲は悪くもないけど良くもない。
恋愛の数は多分人並み。初めて付き合ったのは中学生の時で相手は女の子。女の子から告白されてOKしたものの何か月か過ごした後に同性の友人の事が好きだと気付き別れる。その友人に想いを伝える事は出来ずに卒業して失恋。高校に入ってからも好きになったのは男の先輩で玉砕覚悟で告白したら付き合える事になる。けど、先輩が大学に入った後に別の女の子を好きになったと言われてフラれる。その後の高校生活は恋人を作らず服作りに没頭する。服飾専門卒でデザイン事務所に入り、何度か恋をするも女装趣味で断られる。29の時に営業に来た男性に一目惚れをして何度かプライベートで会って相手から告白され付き合う。矢ケ崎のデザインを褒めてくれてオカマである事を認めてくれる初めての人であった。しかし、32の時に彼の浮気により破局。恋愛傾向として後一歩が踏み出せない節がある。ただ、好きだと分かればアプローチして尽くすタイプ。
住んでる家は4階建てマンションの2階で1DK。決めた基準は近所に大型手芸店がある事。後は職場からも電車一本で行けるので通勤も便利。部屋の中はシンプルだが女の子らしい色合いと小物で溢れている。ウサギグッズが多いのは矢ケ崎の趣味。ミシンの置いてある周りには布や型紙で溢れかえっておりあまり片付かない。
職場は小さなデザイン事務所。経費削減の為とデザインパターン縫製を全部自社でやっている…ので社員は結構大変。イベントに出品した服の売れ行きは良いのでその手の人達にはそこそこ有名な会社である。アットホームな雰囲気で男性3割女性7割の男女比率。会社の女の子達とは仲がよく恋バナで盛り上がる事が多い。会社ではオネエなお兄さん、という立ち位置。仕事中は男性の服を着てるけれど小物等は可愛い系。がっつりオカマである事は公にしていない。オカマ姿の時に職場の人を見掛けた事は何度かあるががっつり化粧の為気付かれた事は無い。
オカマである事を理解してくれる一般の友人が何人かいて定期的に飲みにいってる。ただし悪酔いした友人達に「女もいいもんだぜ!」とキャバクラに釣れていかれそうになった事が数回。露出の激しい女性が苦手な為本気で嫌がって断ってキレたら諦めてくれた。オカマ友達が出来始めたのはカマ空に通うようになってから。ちなみに下着はキャラ物が多くディズニーキャラが大半。変わった物だと万博キャラのモリゾーとキッコロ。
朽木メグミの場合
プロフィールでもちらっと触れておりますが此木は四人兄弟の長男で、家族構成は両親・此木・29歳の弟・25歳の妹・18歳の妹の六人家族です。父親は普通のサラリーマンで母親は専業主婦ですが、オカマバーで働き始めた頃を境に此木が一方的に家族と距離を置くようになったのでもう何年も会っていません。ちなみにオカマバーで働いていることも家族にはカミングアウトしていないという、とんでもない親不孝者です(笑)あと裏設定、と言うか此方もプロフィール欄に書いておりますが、独占欲やら執着心がハンパなく強いです。恐らく皆様が想像している以上にヤバいです。初めのうちはセーブしていても、付き合う期間が長くなれば長くなるほど束縛も激しくなる危ない人です。
秘密ノ花園の場合
郷山の裏設定は、いくつかあるのですがその中でも絶対これは譲れない!と思っていたものを一つ。華夜ちゃんが郷山のお家にお持ち帰りされちゃた時辺りのロールで少し触れましたが、郷山は他人を家に入れるのをとても嫌っています。それには理由がありまして、何年も前に他界した妻の写真だとか物がそのままであるから、人に何を言われるのも嫌だからというのもありますが、大きくは妻と過ごしたこの家に妻と郷山以外の誰かが敷居を跨いでしまうと、まだ残っている気がする妻の香りが消えてしまいそうで嫌だったのです。でも華夜ちゃんであるのならば、自分の愛しい妻の香りを消したり邪魔する事はないだろう、と特別に家に上げたんですね実は…!だから玄関までならまだしも、郷山が初めて付き合ったノンケの男も家に上げた事はありませんし、一人になってきちんと部屋を上げた初めての人は華夜ちゃんなんですね。郷山の中では不動の一番は妻であり、生涯妻以外の女性は愛さないと決めているけれど、妻以外を見ずにこのまま人生を終えてしまっては私の事を愛してくれるのは嬉しいが、郷山には幸せになってほしいのだと妻が怒るのも理解しているので男のみ恋愛関係を築いたわけですね!といってもオカマとして初めての相手に振られてから以降なにもないのですけれど…!
ミユの場合
梅原深雪は25歳の秋にオカマデビューを果たすまでは、ただゲイセクシャルであるだけの青年であった。ゲイセクシャルを自覚したのは中学生の終わり。一等仲の良かった親友を好きだと気付いたが、初恋の彼は野球部のエース。顔立ちも悪くなく、女性にも当然人気があって、彼も満更でも無いような態度を取っていたために結局梅原は彼に何も言うことが出来なかった。中学・高校と同じだったが、二人は親友のまま。親友とは違い、梅原は日陰で本を紐解いているような大人しい青年だった。結局親友には高二の夏、彼女が出来て、梅原の初恋は死んだ。
親友と進路を別ち、大学へ進んでから、梅原は大学の寮で生活をはじめた。そして、同学部であったバイセクシャルの先輩と付き合いはじめ、初体験。梅原をオカマバーへ連れていったのも同じ先輩である。時が経ち、先輩が卒業すると同時に連絡が途絶え、関係は自然消滅。その後、何かの拍子に先輩が大学時代から付き合っていた女性と結婚したと聞かされた。
大学を卒業し、25歳の秋。ストレスでうんざりしていた梅原はオカマデビューをする。当時名乗っていた名も『ミユ』。その頃既に男が居たが、相手は年下の、夢を追う売れないミュージシャン……いわゆるヒモであった。周りのオカマからはどうしてあんな男と切れないのかがわからないと散々言われるが、酒を飲むと面倒だが普段は意外に優しかったのと、生来の世話好きが発揮されてしまい放っておけなくなっていた。しかし、2年後男の浮気が発覚。梅原の目も覚め、破局。次に付き合うのならば誠実な男が良い、と強く思う。
29歳の冬、新たな男が出来る。前の男とは違い、年上の男性で、身なりもよく収入も中々で、なにより優しかった。5年ほど付き合い、特別大きな喧嘩もないまま、ただ幸せな、穏やかな日常が続く。梅原の誕生日があった12月、男が指輪を買ってくる。今まで味わったことの無い幸せな一時……であったがそんな日々が続くはずもなく。『ミユ』が一人で飲んでいると、女が怒鳴り込んでくる。聞くと、男の妻だという。今まで男に尋ねようとも「深雪だけだよ。」と笑っていた男は、実は既婚者であったことが発覚。妻に全面的に謝罪の上、その後一度だけ顔を合わせた男に指輪を投げつける。当然ながら破局。部長になったばかりの梅原は心労も重なり、もう傷つくのはごめんだと恋愛を諦める。
家族構成は隠居した両親と長男である梅原の三人。結婚の心配をした両親によって時々見合いの話が持ち込まれていたが結婚する気が無いのだと話して全て断っており、現在は結婚は諦められている模様。カミングアウトはしていない。厳しい父のため、元より会話は多い方ではないが、梅原自身がゲイセクシャルだと気が付いてからは故意に距離を置いているため、今も尚会話は少ない。しかし顔はよく見せに行くあたり、梅原が両親を大切に思っていることは窺えよう。
風子の場合
・国公立大学農学部出身。文学部への興味もあったけれどやっぱり好きなこと学びたくて農学部へ進んだ文系に強い理系。好きなことならと特に何も言われなかった農学部への進学だけれど、就職に関しては花屋を継がなくていいからと言われ悩む。そのため、普通に就活し、23歳でオカマデビューしてからずるずるオカマを続けるものの、一応内定をもらった会社へ就職することとなりサラリーマンへ。大学院を卒業してから3年はサラリーマンを続けるものの、やはり何か違うと思い思い切って辞表を提出。試行錯誤を続けながら花屋の仕事を本格的に手伝い、30歳になったことを機に花屋を継がせてもらえることに。手先の器用さやそのセンスなどを生かし花屋だけでなくフラワーアレンジなども学び、現在に至る。
・小学校低学年の頃はまだまだやんちゃで女の子をからかっちゃったことがあり、それを怒ってくれたのが近所に住んでたオカマさん。それからは女の子に優しくなり、ぐんぐん成長。しかし初めて付き合った女の子に「楓くんなんてもうわかんない、別れよ」と言われ中学二年生を迎えてすぐに何故かよくわからない挫折。しかしそれからあまり遠くない時期に花屋の常連で時々家庭教師をやっていたお姉さんと初体験。そのときのお姉さんに女とは何たるや云々の話などを沢山聞いたのがいいきっかけとなり、それからは女性にも紳士的になり今とまではいかないにせよ王子様っぽくなっていった。
・ちなみに最初から大きかった訳ではなく、中学三年生になってようやく163cm。それまでは155cm程だった。高校生活三年間でなんと15cm伸びて178cmになったかと思えば大学でも3cm伸び、181cmに。自分自身でも「人のモテ期は人生で二、三度あるといいますが僕は身長に愛されたんでしょうかね。ふふっ」と言ってるくらいだから驚きの伸び率だったようだ。
・オカマデビュー後の男性経験は両手で数えられる程度。しかし若王子の身体を見て怖気づいたり正気に戻ったりしたりして逃げ出した人はノーカン。タチネコ経験あるけどネコ寄り。男性とのお付き合いの経験はないけど、お付き合いに似たような経験は過去に一度だけあり。23、4歳の頃に10歳くらい年上の方と出会い意気投合、会うたびに一緒に飲む仲に。段々と仲良くなっていきプライベートでも仲良くなってきたところで、若王子が会社を辞め花屋になるということで忙しく、徐々に会う回数が減っていき、一年程会わなくなって、漸く若王子が落ち着いてきたところで「あの人最近見ないですね」と聞いたときには“結婚したらしい”との情報のみ。それを聞いて落ち込んで若干自棄になった若王子は、彼が好んで吸っていた煙草とライターを購入し一時喫煙者に。しかし元々煙草が身体に合わなかったのもあり1年くらいで煙草はやめたものの、まだ名残で買ってしまうし気付いたら吸っているなんてこともある。
・オカマデビューの際も思ったことではあるが、自分が女顔なのはやや気にしているらしい。なので若作りついでにジムで鍛えているけれど、あまり筋肉のつくタイプではないらしく気持ち程度に筋肉がある程度。
・大学、大学院と一人暮らしをしていたのと飲食店のバイトをしていたので料理の腕はそこそこ。家庭料理なら一通りこなせるし、レシピがあればとりあえず何でも作れる。得意なのは味噌汁。母親に一人暮らしするなら味噌汁くらい作れるようにしとけ、と言われて仕込んだから。しかし、ちゃんとした料理なら妹と弟のために必死で特訓したハンバーグが得意。
・家族は父親、母親、年子の弟、12歳離れた弟、14歳離れた妹の六人家族。花屋兼自宅を楓に譲ってからは父親、母親は何時の間に建てたやらの新居に年の離れた弟と妹を連れて引っ越し。年子の弟も一人暮らしをしている。ちなみに年子の弟は楓とはまるで正反対のような男で、よく女に振られては泣きつきにきているもののご飯を食べたらけろりと泣き止み「早く結婚しろよ兄貴」と去っていくのが常。ちなみに整体師をしているので、お礼にといってマッサージくらいはして帰る。唯一似ているのは身長くらいなものである。一回り離れた弟は兄たちを尊敬するが故に二人から色々と見習ったためにただのチャラ男と化しており、妹には兄だと知られたくないと言われている様子。そんな妹は一番上の兄と二番目の兄のような彼氏でなくては作らないと言い張っている。そんな彼女の憧れる職業は警察官なのでこれまた婚期を逃すような…と兄としては心配な楓であった。